【基礎4】準動詞形容詞用法

【基礎編】【猿でもわかる】英語本質的理解

準動詞の形容詞用法まとめ


❶ 現在分詞・過去分詞形容詞用法


<現在分詞形容詞用法>
  • 前の働き:形容詞(名詞修飾・補語)
  • 後の働き:①②③④⑤−③−④−⑤(全ての文型)

名詞修飾

→ 被修飾語の名詞が意味上の主語(過去分詞形容詞用法も同じ)

  • 意味上の主語=構造上の主語と一致していない場合
    • 文中で別の働きをしている
      • 例:This is an interesting book.(bookは目的語も兼ねる)
    • 文中で別の働きをしていない
      • 例:This interesting book is famous.(bookは主語のまま)

1:後から名詞修飾

①②③④⑤−③−④−⑤ 全て

意味:〜している、〜する


③の特殊性

  • 動詞の目的語を伴う→ the game exciting boys is expensive(boysが目的語でthe gameが修飾される名詞)
  • 動詞の目的語を伴わない→ the exciting boy is noisy(boyは目的語ではなく修飾される名詞)
    • 前から名詞修飾
    • 意味:〜な性質を持っている

意味上の目的語の概念

  • 省略した目的語を形容詞用法の前にハイフンで繋ぐ
    • 例:He is a German-speaking Englishman.
    • German-speaking Englishman:ドイツ語を話す性質を持っているイギリス人
    • He is a German speaking English.:英語を話すドイツ人(後ろから名詞修飾)

2:前から名詞修飾

①と③のみ(③は動詞の目的語を伴わない)

  • ①の意味:〜している・〜する
  • ③の意味:〜な性質を持っている

補語

  • 主語が意味上の主語(過去分詞形容詞用法も同じ)
    • 構造上の主語と一致している場合:文中で別の働きをしていない(SVC)
    • 構造上の主語と一致していない場合:文中で別の働きをしている(SVOC)

3:補語になる場合

SVC/SVOCの時のみ補語が出てくる

Cになれるのは①②③④⑤−③−④−⑤の全て

意味:〜している(進行中)


補語の読み分け・名詞修飾の読み分け例

  • I saw a man walking the street.
    • SVC:通りを歩いている男を見た
    • SVOC:男が通りを歩いているのを見た(SVOCで読むのが自然)
  • I saw a man living next door.
    • SVO:隣に住んでいる男を見た(liveが進行ではなく状態)

<過去分詞形容詞用法>
  • 前の働き:形容詞(名詞修飾・補語)
  • 後の働き:①②−③−④−⑤

1:前から名詞修飾

①と−③のみ

  • ①の意味:〜した・〜してしまった(完了)
  • −③の意味:〜される・〜された(受け身)
    • 例:a fallen leaf, a stolen bag

2:後ろから名詞修飾

①②−③−④−⑤

3:補語になる場合

SVC/SVOCの時のみ補語が出てくる

Cになれるのは①②−③−④−⑤の全て

意味:〜してしまった・〜される・〜された


使役のhave❶

  • S have 名詞 過去分詞形
    • 意味:Sは名詞を〜される・〜させる・〜してしまう
    • 例:She wouldn’t have the secret published for the world.
    • S have助動詞 名詞 過去分詞形−⑤ C → 文型⑤の文の補語として過去分詞形の−⑤が来る
    • 訳:彼女はどうしてもその秘密を公開されたくなかった。

❷ 不定詞形容詞用法


①前の働き:名詞修飾→3分類

  • 名詞+不定詞+原形(①②③④⑤−③−④−⑤)
  1. 名詞が意味上の主語になる→文の要素は完全
    • 意味上の主語がある→構造上の主語と一致していない→文中で別の働きをしている
    • 例:He has two friends to help him.

          ⬆️これが意味上の主語になる

  1. 名詞が意味上の目的語になる→文の要素は不完全(目的語が構造的に欠如)
    • 意味上の主語がある→構造上の主語と一致している→文中で別の働きをしていない
    • 例:He has two friends to help.
  2. 名詞が抽象名詞で不定詞が内容説明→文の要素は完全
    • 意味上の主語がある→構造上の主語と一致している→文中で別の働きをしていない
    • 例:A baby has a tendency to cry when they are hungry.

      ⬆️意味上の主語になる


②前の働き:補語

  • SVC/SVOCの時のみ補語が出てくる
  • 不定詞+原形(①②③④⑤−③−④−⑤)
  • 例:She seems to know everything.

*原形不定詞の知覚と使役動詞(能動・受動)

  • 使役:make/have/let/help
  • 知覚:see/watch/feel
    • 能動:They made me go there.
    • 受動:I was made to go there.

*使役のhave ❷

  • S have 名詞 原形
    • 名詞が人の時:人に〜される・〜させる・〜してもらう
    • 名詞が物の時:物が〜する・物を〜する
    • 例:I had an unpleasant thing happen to me.

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