【基礎5】準動詞副詞用法

【基礎編】【猿でもわかる】英語本質的理解

❶ 現在分詞・過去分詞形副詞用法(分詞構文)

  • 意味:時、理由、条件、譲歩、付帯状況、言い換え
  • 前の働き:副詞
  • 後の働き
    • 現在分詞副詞用法 → ①②③④⑤−③−④−⑤
    • 過去分詞副詞用法 → ①②−③−④−⑤  (※③④⑤の過去分詞形は分詞構文不可:追加事項2より)

意味上の主語との対応 

<構造上の主語と一致するか→文中で同じ働きをするか>

  • 構造上の主語と一致
    • 文中で別の働きをしていない:S’ として分詞構文の意味上の主語(普通の分詞構文)
  • 構造上の主語と不一致
    • 文中で別の働きをしていない独立分詞構文
  • 意味上の主語が文中にない
    • 無人称独立分詞構文 例:Judging from the rumors, he can’t be a bad man.

< 副詞用法(分詞構文)のときの格変化:>

  • 意味上の主語=代名詞 → 主格 *形容詞用法の時は代名詞は所有格or目的格
  • He being too kind , she often relies on him.
  • 意味上の主語=名詞 → そのまま

<構造上の主語と否定の順序>

  • 意味上の主語→否定→分詞構文の順に例:he not being so tall, …

現在分詞副詞用法

  • beingがつく分詞構文 → beingを省略できる → 名詞が余ることに注意
    • 名詞が余る=名詞の基本的働き or 名詞の例外的働き or being省略の分詞構文
    • 例:He went out, his heart full of hopes.(本来は his heart being full of hopes)

名詞の基本的働き+例外的働き→名詞が余ったら

名詞の基本的働き=主語S 動詞の目的語O 前置詞の目的語O 補語C 

名詞の例外的働き=同格、副詞的目的格

名詞が余ったら・・・

名詞の基本的働き+名詞の例外的働き+beingが省略された分詞構文(現在分詞副詞用法


過去分詞副詞用法

  • 追加事項2より③④⑤の動詞は過去分詞形において分詞構文不可

❷ 不定詞副詞用法

  • 意味:目的、感情の原因、判断の根拠、結果、仮定・条件、程度の基準、方向(形容詞to)
  • 不定詞の後の活用→原形であり、原形になれるものは動詞・ be助動詞・have助動詞 (* do助動詞の原形は命令文のみ、命令文にしか使えないということ)
  • 不定詞+be助動詞 → 進行形・受け身(進行形不定詞・受け身不定詞)
  • 不定詞+have助動詞 → 完了(完了不定詞)

意味上の主語との対応

  • 構造上の主語と一致
    • 文中で別の働きをしていない:例)He is stupid to do that.
  • 構造上の主語と不一致
    • 文中で別の働きをしていない:例)For the problem to be solved, …
  • 意味上の主語が文中にない:例)To drive a car is easy
  • 構造上の主語と一致しないとき
    • For→意味上の主語→否定→不定詞 For the problem not to be solved…

この整理を「準動詞の副詞用法の原理・パターン表」として今後のベースにします。


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