① 従属接続詞による従属節
- 代表例:when, because, if, although, since, though, as, after, before, until, while など
- 特徴:
- 従属接続詞を除いた節内は「完全な文」 (SVOなどの文の要素がすべてそろっている)
- 節内に欠落している要素がない
- 主に副詞節〈〉をつくる
② 従属節を作る語を節内の文の要素として用いるタイプ
- 代表例:
- 特徴:
- 従属節を作る語を除いた節内は「不完全な文」
- (文の要素が1つ欠けている=その「欠け」を補うのが関係詞・疑問詞等)
- どの文の要素が欠けているかで、
- 主語S・目的語O・補語C・前置詞の目的語・修飾 など、各種の関係詞・疑問詞などが適用される
- 主に**名詞節【】・形容詞節()**をつくる
- 従属節を作る語を除いた節内は「不完全な文」
◆表:各種従属節を作る語と文の要素の完全性
区分 | 作る語例 | 節内の文の要素 | 節のタイプ |
---|---|---|---|
①従属接続詞 | if, because, when… | 完全 | 副詞節〈〉 |
②従属節を作る語 | what, who, which… | 不完全 | 名詞節【】形容詞節()など |
◆まとめ
- 従属接続詞で導く副詞節は、接続詞以外の節内が「完全な文」
- 関係詞・疑問詞・感嘆詞などで導く節は、その語が文の要素として「不完全な文」になる
- この違いを常に意識して構造を判別すること
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