【基礎14】関係詞の交わり

【基礎編】【猿でもわかる】英語本質的理解
  •  従属節→❷→外側で形容詞節*例外ある
  • 内側で文の要素主語S 動詞の目的語O 前置詞の目的語O 補語C 修飾)に属している
  • 関係代名詞→内側:名詞→主語S 動詞の目的語O 前置詞の目的語O 補語C
    • 修飾 「前置詞+関係代名詞」の句=前置詞句には、形容詞用法・副詞用法の両方
  • 関係副詞→内側:修飾 副詞用法の前置詞句 のみ
  • 関係形容詞→内側:修飾 <形容詞用法の前置詞句 や 一部修飾 全体修飾のこり>

the mountain / the top of the mountain is covered with snow

関係代名詞なら

→the mountain of which the top is covered with snow

→the mountain the top of which is covered with snow

関係副詞なら

of the mountain→形容詞用法の前置詞より不可能✖️

関係形容詞なら

of the mountain→形容詞用法の前置詞よりwhoseに置き換え

the mountain whose the top is covered with snow ✖️ ・・・・なんで?

(the mountain the top whose is covered with snow✖️・・なんで?→限定詞形容詞は基本的に前から修飾する

1. whose の正体

  • whose = who/which + 所有格 ’s
  • つまり the mountain whose top… はthe mountain (the top of which)… と同じ意味です。
  • すでに the top の the に相当する「限定」のニュアンスを whose が持っているため、whose のあとに冠詞 the を重ねる必要がないのです。

つまり、冠詞の役割が重複する

  • 冠詞 the は名詞を特定する役割を持ちます。
  • whose は「所有格+関係代名詞」なので、すでに名詞を特定しています。
  • the を足すと the(特定)+whose(特定)+名詞 となり、意味的に冗長かつ文法的に不自然です。

2. 冠詞 the がいらない理由

所有格は冠詞を持たない

英語の所有格(my, your, his, her, its, our, their, John’s など)は、

後ろにくる名詞に冠詞をつけません。

  • ✅ my book(私の本)
  • ❌ my the book(✗)

whose も所有格の一種なので同じルールが適用されます。

つまり所有格というのは単なる形容詞ではない。→所有格=形容詞+限定詞だから 

また、なぜ所有格は冠詞を持たないのか→冠詞=形容詞+限定詞でもあるから

限定詞

限定詞は修飾関係を切断する=限定詞の修飾切断機能

形容詞は基本的に前から修飾するがこのときこの連鎖を断ち切るものがある→限定詞である

限定詞=冠詞1・所有格・指示形容詞2・不定形容詞3

  1. 冠詞:定冠詞the 不定冠詞:a,an ↩︎
  2. 指示形容詞:this,that,these,those ↩︎
  3. 不定形容詞:some,every,each,another,no ↩︎

*限定詞の限定詞の修飾切断機能を壊す語もある

such/感嘆形容詞のwhat + a + 名詞

so/as/too/how/however/no + 形容詞 + a + 名詞

all/both + the + 名詞

従ってこの論理より当然、冠詞・所有格・指示形容詞は重複使用は不可能

  *不定形容詞とは重複して良い場合がある

her every wish / on the other hand / those other people…..


3. では、もしwhoseの後に冠詞が来ていたら・・・

結論:疑問代名詞の可能性がある

疑問代名詞

  • 疑問文や間接疑問文では、whose が名詞の代わりに立つことがあります。
  • 例: Whose is this?(これは誰のものですか) I don’t know whose it is.(私はそれが誰のものか知らない)
  • この場合、whose は単独で「〜のもの」という意味を持ち、代名詞として機能します。

文語や倒置構造では、”whose + the + 名詞 〜” 全体が名詞節として機能することがあります。

この場合、内部では「the responsibility」が補語になり、was の主語は省略された it(形式主語)に相当します。

例:

Whose the responsibility was is still unknown.

(誰の責任であったのかは、まだわかっていない)

ここでは

  • the responsibility が補語(C)
  • was の主語は省略されていて、意味上は it に近い
  • whole 節が名詞節として主語になっている

当然、これは疑問代名詞だから補語になれる!

関係形容詞、疑問形容詞、感嘆形容詞は内側で形容詞の働きをするが、あくまで名詞修飾のみ

形容詞の補語の働きをすることはできないルールである!

よってwhose+the+名詞が出てきたら 疑問 かつ 代名詞 であると言える


4. まとめルール

  • 所有格(whose, my, his, her, its, our, their, 名詞’s)+名詞 → 冠詞は不要
  • 冠詞 the を付けるのは、その所有格が直接名詞を修飾していない特殊構造のみ

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