🟦 1. 1元1次不等式
👉 直線の上(数直線)での範囲例:
🟦 2. 1元2次不等式
👉 放物線と x軸 の上下関係例:


🟦 3. 2元1次不等式
👉 平面を直線で2つに分ける例:

🟦 4. 2元2次不等式
👉 平面で円や放物線などの内外を分ける例:

✅ まとめ
- 1元1次 → 数直線で右か左か
- 1元2次 → 数直線で外側 or 内側の2区間
- 2元1次 → 平面で直線の上下
- 2元2次 → 平面で曲線(円や放物線など)の内外
あとは「連立」=これらの範囲を交わらせるだけ。
不等式パターン表(骨格×連立)
基本ルール(超重要):
次元の高い方が勝つ —— 1元 × 2元 を連立したら、解は 2元(平面領域) で表す。
1元の条件は、2元の世界では x や y の「帯」(縦/横ストリップ)として働く。
A. 単独(連立なし)=骨格の4つ
- 1元1次:数直線の片側
- 1元2次:放物線と x 軸の上下(外側/内側)
- 2元1次:直線の片側(半平面)
- 2元2次:曲線(円/放物線/楕円など)の内外
B. 1元 × 1元(連立)
- 1次 ∩ 1次:区間の共通部分
- 1次 ∩ 2次:一次の帯と二次の区間の重なり
- 2次 ∩ 2次:二つの区間の共通部分
C. 2元 × 2元(連立)
- 1次 ∩ 1次:二つの半平面の交差(多角形領域)
- 1次 ∩ 2次:直線の半平面と円/放物線内外の交差
- 2次 ∩ 2次:二つの曲線領域の交差(レンズ/リング状など)
D. 混在(1元 × 2元)※最終解は2元の平面領域
1元条件は 2元では 縦/横の帯 になる(次元の高い方が勝つ)。
- 1元1次 ∩ 2元1次:半平面を縦直線/横直線で切る
- 1元1次 ∩ 2元2次:円/放物線を帯でトリミング
- 1元2次 ∩ 2元1次:許される x の帯(例:外側or内側)で半平面を切る
- 1元2次 ∩ 2元2次:曲線領域を x の帯で切る
使い方(手順):①各条件の領域を個別に作る(1元=区間、2元=半平面/曲線内外) → ②共通部分をとる。
混在時は 2元の図を描いて、1元の帯で 切り取る イメージ。
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