
『新・物理入門』(しん・ぶつりにゅうもん)は、駿台文庫より発行されている高等学校物理科目における参考書である 📚✨。著者は元・駿台予備学校物理科講師の山本義隆 👨🏫。
概要 📖
1970年代に駿台予備学校において確立された、いわゆる「微積分を用いた物理講義(駿台物理)」の理論的骨子を一般高校生向けに体系化した講義型参考書である 📜🔥。
多くの高校物理用参考書が定性的なイメージ理解や特定の解法パターンの暗記を重視するのに対し、本書はニュートンの運動方程式を出発点とし、微分積分学およびベクトル解析の概念を用いて諸法則を数学的に厳密に導出・整理する構成を取る 📝⚡。
もっとも、数学IIIすら怪しい受験生が色気を出して手を出すと10ページも読めずに討ち死にする。 東大・京大および国公立大学医学部をはじめとする最難関大学の受験生において、長年にわたり定番の理論的参照書として受容されている 👑✨。
著者紹介 👨🏫
山本 義隆(やまもと よしたか)
- 東京大学理学部物理学科卒業 🎓。同大学院数理科学研究科博士課程中退。
- 元・駿台予備学校物理科講師 🏫。
- 科学史家としても知られ、主著『磁力と重力の発見』でサントリー学芸賞や大佛次郎賞を受賞している 🏆。
予備校講師の枠を完全に超越したインテリ。 - 本書においては、高校生の数学的知識の範囲を考慮しつつも、一切の妥協や誤魔化しを排した理論展開を行っている 🌌。
説明が本格的すぎて挫折率もトップクラス。
小話:伝説の「山本義隆」と東大全学連 ☕💬
著者である山本義隆氏は、受験界では「微積物理の神」として知られているが、昭和の日本史においては**「東大全共闘(東大全学連)のトップ(代表)」**として名を馳せた伝説的な人物でもある 革命家 ✊🔥。
1960年代末の東大紛争(安田講堂攻防戦など)で学生側のリーダーとして表舞台に立ち、その後身を潜め逮捕されたのち、駿台予備学校の物理講師として登壇するようになったという異例すぎる経歴を持つ 伝説の過激派 🕵️♂️。
予備校の授業では政治的な発言は一切せず、ひたすら黒板に息をのむほど美しい物理の数式を書き続け、数多くの受験生を魅了した 授業中の集中力と板書の美しさは宗教の域 ✍️✨。物理学史の著作でも数々の賞を受賞しており、文字通り「知の巨人」と呼ぶにふさわしい存在である なお、本人はアイドル扱いされるのを極端に嫌う模様。
構成・目次 📑
本書は全7章および索引から構成される 🍽️🔥。
▶ 全目次を表示(クリックで開く)
- 第1章 物理学理論と物理的世界 🌌
- 1-1 物理学理論の性格 / 1-2 物理的世界の構成
- 第2章 力学 🍎
- 2-1 運動学 —— 運動の記述のしかた / 2-2 力学の原理と力について / 2-3 運動方程式を解く —— 例:地上物体の運動 / 2-4 運動方程式と束縛条件 / 2-5 運動方程式の積分について / 2-6 単振動 / 2-7 2物体の相互作用 / 2-8 衝突の問題 / 2-9 3次元での仕事と運動エネルギーの変化 / 2-10 力学的エネルギー保存論 / 2-11 円運動 / 2-12 重力の作用のもとでの運動 / 2-13 働く慣性系 / 2-14 剛体のつりあい
- 第3章 熱学 🌡️
- 3-1 理想気体と絶対温度 / 3-2 気体分子運動論 / 3-3 熱力学第1法則 / 3-4 理想気体の内部エネルギーと比熱 / 3-5 気体の断熱変化 / 3-6 熱サイクルと熱効率
- 第4章 力学的な波動 🌊
- 4-1 進行波の数学的表現 / 4-2 波の伝播のメカニズム / 4-3 ドップラー効果 / 4-4 波の反射・定常波・共鳴 / 4-5 干渉とうなり
- 第5章 電磁気学 ⚡
- 5-1 静電場とクーロンの法則 / 5-2 電位の概念 / 5-3 コンデンサー / 5-4 電流と過渡現象 / 5-5 磁場とローレンツ力と荷電粒子の運動 / 5-6 静磁場とビオ・サヴァールの法則 / 5-7 ファラデーの電磁誘導の法則 / 5-8 誘導起電力と誘導電場 / 5-9 自己誘導起電力 / 5-10 交流理論 / 5-11 マックスウェルによるまとめと電磁波
- 第6章 光学 🔍
- 6-1 空間内を伝わる波の表現 / 6-2 波の屈折 / 6-3 幾何光学 / 6-4 レンズと光学機器 / 6-5 光の干渉 —— ヤングの実験と回折格子 / 6-6 光の干渉 —— 一般論 / 6-7 光速の測定 / 6-8 光の偏光
- 第7章 微視的世界の物理学 ⚛️
- 7-1 光量子仮説と光電効果 / 7-2 光子の運動量 / 7-3 コンプトン効果とドップラー効果 / 7-4 原子の古典模型とその難点 / 7-5 ボーア理論と原子構造 / 7-6 ド・ブロイの物質波理論と量子条件 / 7-7 導体・絶縁体・半導体 / 7-8 エネルギーの一形態としての質量 / 7-9 原子核について
- 索引 📖
特徴と評価 📊
- 公式の単純暗記を排し、基本原理(運動方程式等)から数学的にすべての法則を導出するため、本質的な物理的思考力が培われる 🧠⚡。
暗記に頼ってきた軟弱な受験生を粉砕する仕様。 - 検定教科書で省略されがちな概念の前提条件や理論的背景(慣性力や電磁誘導の構造など)が明確に記述されている ✨。
要するに「なぜそうなるのか」に一切のごまかしがない。 - 大学教養課程における解析力学や電磁気学への接続が極めてスムーズに行える 🏫🎓。
大学に入ってから周りの元高校生たちを横目にドヤ顔ができる。 - 数学IIIの微分積分学(特に微分方程式の概念やベクトル計算)に対する高度な理解が前提となる 📝。
数IIIが怪しい人間が読むと確実に積む。 - あくまで理論解説に特化した参考書であり、入試問題の解法パターン取得や演習量の確保には、別途『新・物理入門問題演習』などを併用する必要がある 💥。
買っただけで満足して本棚の飾りになるパターンが後を絶たない。 - 共通テストや中堅私大レベルであれば、微積分を用いない定型パターン処理の方が圧倒的に時間対効果が高い ⏳。
共通テスト8割目標の奴が読むのは完全に時間の無駄。
関連書籍との比較 ⚔️
- 『名問の森 物理』(河合出版)🌳:高校物理の範囲内で解法パターンを網羅する実戦的問題集。
微積イキリをせずに現実的に難関大へ合格したい賢明な受験生はこれを選ぶ。 - 『物理のエッセンス』(河合出版)🍃:直感的なモデル理解を重視した基礎〜中堅向け解説書。
物理入門の文章が呪文に見える人間はここから出直すべき。 - 『難問題の系統とその解き方』(ニュートンプレス)📘:圧倒的な演習量を誇る古典的大大型問題集。
物理入門で理論を固め、難系で筋トレをするという地獄の演習ルートが存在する。
総評 🏁
『新・物理入門』は決して万人に勧められる参考書ではない ☠️。見栄や格好つけで買うとブックオフの在庫を増やすだけである。
しかし、「公式の丸暗記」に疑問を感じ、圧倒的な数学的裏付けをもって難関大の難問を完封したいと願う猛者にとっては、間違いなく物理の概念を一変させる至高の一冊となるだろう 🔥🚀。覚悟があるならノートとペンを持って特攻すると良い。



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